アクアス5の歩み

アクアス総研は1990年、
人と水、豊かさの融合を追求した価値ある商品提案を事業の核として創業。
どこよりも先駆けてセントラル浄水器を企画開発し、普及を開始。
ひとつの新たな市場を形成してまいりました。
1996年に入ると、水道工事店との事業提携により
浄水器に求められるサービスをはじめ継続的な安心感を提供するベース作りに奔走。

今、浄水器に求められるものは何か。
私たちは真摯にこの課題に取り組み、
セントラル浄水器業界のパイオニアとして一歩先の時代を見つめ、
機能面、快適性、環境面の3つの視点で、新しい価値の創造、提供に取り組んでいます。

 


歴代の写真

創業前夜

「セントラル浄水器」の企画発案、命名者でもある社長の岸は、住宅設備の設計や監督業を主とした会社を起業。 多彩な人脈のつながりが起点となって大手企業による給水用パイプ赤錆処理装置の普 及業務を手がけ全国一の売り上げ実績を残し一時代を担う。


バブル時代に入ると、ビルの建て替えラッシュとともに給水用パイプの延命措置であった赤錆処理装置はその役割を終え、新たな局面を迎える。そんな折、浄水器ブームが到来。浄水器は「水を美味しくする」ということが世間の常識になるのと同時に、やがて人々の水道水への不安やニーズがさらに複雑、多様化してく。


1990年セントラル浄水器の企画開発へ

常に「人と水、豊かさの融合」の実現を追い求めていた岸は、当時1つの蛇口に1つの浄水器が当たり前だったのに対し、お風呂での肌の悩みや、浄水をタップリと使える使い勝手の良さという必要性に着目。自ら"家中まるごと浄水できる憧れの浄水器"を開発し、現在の「セントラル浄水器」を業界に先駆けリリースする。


これまでの赤錆処理装置で築き上げた経験を買われ、日本屈指の大手水処理装置メーカーに製作過程の手ほどきを受け、当該装置が産声をあげたのは今から27年以上前のことである。初期モデルから現在モデルに至るまでに、処理水量の改善、接続配管の材料選び、工法の改良、ろ材品質の安定化対策など、度重なる試行錯誤を経て、ようやく現在の安心を基盤とした「アクアス5」が形成されていく。

 

1996年普及方法の推移(販売からレンタルへ)

これまでにないコンセプトのセントラル浄水器は、家中の水に大きな不安を感じていた都市圏に住居を構える人々を中心に、少しずつ、着実に普及実績を伸ばしはじめる。一方、販売での取り扱いだったため、ご購入者から「フィルター交換が面倒くさい」「フィルターを買っだけど、自分では作業が難しそうなのでそちらでやってくれないか?」といった問合せが相次いで入るようになる。


良いものを作るだけではお客さまに喜んでもらえない。


そこで岸は方向転換を決意。普及方法を、販売からレンタルへとシフトすることで、浄水器設置から設置後の管理をすべてメーカーが責任をもって行えるメーカー一括管理な全国初の仕組みを整え、お客さまのわずらわしさをすべて取り払うことを中核とした事業再編を図る。こうして普及スタイルすべてを見直すことで新たなスタートを切った「アクアス5」は、多くの人の賛同を得ると同時に、18年以上の歳月をかけ全国に約300以上の認定工事店網を構築。行き届いたサービス、思いがけない故障時対応など臨機応変に安心の提供が出来る体制を築きあげる。


売りっぱなしにしないためには、まずは浄水器設置後の管理をサポートできる万全な体制作りが必要であると言う岸の認識は、お客さまが求めるサービスの先にある「本当の水の安心」の提供に繋がったのである。

 

普及を開始して32年

こうして今日の、「定期メンテナンス」「充実な保証」「環境性能」などがすべてパッケージングされた オール浄水システム「アクアス5」の盤石な体制が形成されていくのである。


昨今、セントラル浄水器も一つの市場を形成しはじめ、中にはメンテナンスサービスを取り入れたモデルも見受けられるようになった。いずれもアクアス総研がゼロから築き上げてきた一連のサービスを基準にしているようでもあり、その背景を鑑みるとこれまでアクアス総研が辿ってきた軌跡はまちがいではなかったと、ある一定の安心感を得ることができる。


今後、セントラル浄水器のパイオニアメーカーとして私たちが目指すべきは、モアセキュリティをベースとした"顧客満足のさらなる向上"にある。